ゾウ?サメ?おもしろ海洋生物、ゾウギンザメの謎に迫る!
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2022.01.07
投稿日:2022.01.07 更新日:2022.03.10
皆さん、ネコ科の野生動物と聞くと、どんな生き物を思い浮かべますか?
ライオンだったりトラだったり、思い浮かべる生き物は人それぞれかと思いますが、そういえば、ライオンやトラと同じネコ科のヒョウやチーター、ジャガーの3種って、なんだか見た目がとても似ていますよね。
淡黄色の体毛に斑点があるのはなんとなく想像できますが、では、この3種をはっきりと見分ける方法はあるのでしょうか?
そこで今回は、見た目が似ているヒョウ・チーター・ジャガーの生態に触れながら、それぞれの見分け方についてお伝えしていこうと思います!
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目次
ヒョウは哺乳綱食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される生き物です。
体長は140cm~190cmほどで、アフリカ大陸やアラビア半島の熱帯雨林やジャングルに生息しています。
種によってはロシア極東などにも生息しており、ネコ科の構成種ではもっとも広域に分布している生き物です。
狩りは獲物にゆっくり近づいて最高時速60kmの爆発力で襲うか、待ち伏せして襲うかで、基本的には一度の襲撃で終わることが多く、獲物を長く追跡することはありません。
夜行性であるため、昼間は木の上で寝ていることが多いそうですよ。
チーターは哺乳綱食肉目ネコ科チーター属に分類される生き物です。
体長は110cm~150cmほどで、サバンナや半砂漠地帯に生息していますが、アジアではイラン中部を除いて絶滅しています。
世界最速の生き物と言われており、そのトップスピードは時速120kmに達するんだとか!
高速道路を走っている車と同じくらいのスピードということですね。
ただし持久力に欠けるため、狩りは一瞬の勝負になるそう。
昼行性であるため、夜は木陰で休んでいることが多いです。
ジャガーは哺乳綱食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される生き物です。
体長は120cm~180cmほどで、北アメリカ大陸南部や南アメリカ大陸に分布しています。
ジャガーは陸上の生き物でありネコ科でありながらも、泳ぎが得意。
水に入ることを厭わず、川で魚を獲ったり、カメやカイマンなども捕らえ、比較的何でも食べます。
ジャガーの前脚の力は強力で、狩りの際、獲物にもよりますが前脚で叩き倒して捕らえることもあるんだとか。
ジャガーはヒョウ同様に夜行性であるため、昼間は藪や木陰で休んでいることが多いです。
さて、ここまでヒョウ・チーター・ジャガーの生態について触れてきましたが、肝心なのはその見分け方。
ここからは、これら3種の模様の特徴について解説します!
テレビや動物園などで見かけた際に見分ける参考にしてください。
ヒョウの見た目の特徴としては、やはりからだにある斑点。
「梅花紋」といって、中心がオレンジ色っぽくなっており、その周りを黒い花びらのような模様が囲んでいる斑点が特徴です。
しなやかかつしっかりしたからだつきで、口元や鼻が大きく、ネコ科の中ではやや凛々しい顔つきになっています。
チーターはヒョウの「梅花紋」とは違い、単純に黒い斑点がからだを覆っています。
花びらのような模様にはなっていないため、一目でチーターとわかるはず。
また目頭から口元にかけて黒いラインが入っており、こちらもチーター特有のものです。
からだつきは小振りでしなやか。速く走るために、軽いからだに進化したのだと考えられています。
耳や鼻など、顔のパーツもヒョウやジャガーに比べると小さいので、見分けやすいのではないでしょうか!
ジャガーはヒョウ同様に「梅花紋」がからだを覆っていますが、梅花紋の真ん中のオレンジ色の部分に黒い点があるのが特徴です。
また、からだつきもかなりがっしりしており、手足が比較的短い点が、ヒョウと見分けるポイント。
ヒョウやチーターと比べると頭も大きいため、「どっしりとしていて、梅花紋の中に黒い点がある」のように覚えておけば、すぐにジャガーを見つけ出すことができるはずです!
哺乳綱食肉目ネコ科であり、形態もヒョウ・チーター・ジャガーに似ているけれど、からだに模様がない生き物がいます。
この生き物は、「ピューマ」!
黄褐色の体毛をしており、特徴的な模様がないことが逆に特徴です。
ピューマをローマ字読みしたものが有名ブランド名にもなっています。
カナダのブリティッシュコロンビア州からチリにかけて分布しており、からだつきは筋骨隆々。
上でご紹介した3種とシルエットは似ていますがからだに模様が一切ないため、4種を並べると一番見分けやすいかもしれません。
いきものグッズ専門ネットショップ『いきもーる』では、ネコ科の生き物グッズを販売しています!
「ネコ科の生き物に囲まれていたい」「持ち歩きできるネコ科グッズがほしい!」という方にぴったりのグッズが勢揃い!
ここからは、『いきもーる』で絶賛販売中のネコ科グッズをご紹介します。
どんなシーンでも、どんな飲み物でも「かっこよく」。
そんなテーマで作られたグラスに描かれた猫の表情は、とってもクール!
少し小さめのサイズも使いやすく、晩酌時はもちろん、ちょっと喉がかわいた時の水分補給にもぴったりです。
こちらのブローチは、一つひとつ手作りされており、大きさや色、表情などに微妙な違いがあるのがポイント!
ふとした瞬間に見せる何とも言えない絶妙な表情の猫が描かれており、見るたびに癒されます。
世界に一つだけのねこけしブローチをバッグや胸元につけて、色々な場所を一緒に巡ってみては?
猫がテキスタイルに落とし込まれためがねふきは、ありそうでなかった柄が特長です。
首にリボンやパールをつけて着飾った猫たちが、居眠りをしたり、伸びをしたり、思い思いに過ごしています。
めがねだけではなく、液晶を拭くこともできるんだとか。
パソコンを使う方であれば、仕事の時に大活躍してくれそうですね。
ヤマネコが大きくプリントされたトートバッグは、パッと目を引きそう。
薄いけど中身が透けにくい生地が採用されており、小さく畳んでセカンドバッグとしても持ち歩きが可能です。
通勤・通学・お買い物など、どんなお出かけにもぴったりのバッグは、大切な人にプレゼントしても喜んでもらえること間違いなし!
猫とサラリーマンのふれあいがシュールでコミカルに表現された缶バッジは、見るたびに思わずクスッとしてしまいそう。
サラリーマンは猫と戯れたくてうずうず……背後からそっと手を伸ばしていますが、猫はそれに気づいているのかいないのか、涼しい顔。
サラリーマンと猫のふれあいは上手くいくのか……!?
トラの骨のゴツゴツ感と猫のふんわり感を対比したポストカードは、なんだか神秘的な雰囲気です。
トラの骨と猫は実際のサイズ比で描かれているそうで、同じネコ科でも大きさにこんなに違いがあるんだと改めて実感します。
メッセージをしたためるのはもちろん、グリーティングカードなどにもぴったり。
お部屋のワンポイントとしてラフに飾るのも◎
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