ホッキョクグマってどんな生き物?
皆さんは「寒い地域の生き物」と聞いたら、どんな生き物を思い浮かべますか? トナカイや日本であればキタキツネなどがいますが、多くの方が最初にパッと思い浮かべるのは「ホッキョクグマ」ではないでしょうか! …
2022.06.22
投稿日:2022.06.22 更新日:2023.03.15
梅雨に入り、夏も目前に迫ってきました。
夏はBBQやプール、音楽フェスなど、野外での楽しいイベントが目白押しですよね!
日焼け対策や熱中症対策に気を配る方は多いですが、実は夏はハチが活発化する季節でもあります。
楽しいイベント中や外出中にハチに出くわし、間違った対応をとってしまっては、万が一のことが起こってしまうかもしれません……!
夏を存分に楽しむために、ハチへの注意も忘れないようにしましょう!
そこで今回の記事では、ハチの生態やハチに出くわした時はどうしたら良いか、ハチの巣を見つけた時にすべき行動などについて解説します。
ハチに対する知識を増やし、安心して夏を楽しめるようにしましょう!
目次
ハチとは昆虫綱ハチ目に分類される昆虫のうち、アリ以外のものを指します。
上記に分類されるハチに共通しているのは、卵→幼虫→蛹(さなぎ)→成虫という完全変態を行う点が哺乳類のように幼体から成体で基本的な体の構造が変わらない生き物とは大きく異なります。
そんなハチの中でも一般的に「危険」とされているハチは、スズメバチとアシナガバチ。
スズメバチはスズメバチ科に属するもののうち、スズメバチ亜科に分類されるハチの総称です。
ハチの中でも比較的大型で、攻撃性が高い性質を持っています。
1匹の女王バチを中心とした社会を作り、その防衛のために人間を含めた大型の生き物すら襲撃することで知られるハチです。
スズメバチは強力な毒針を持つことで有名で、他のハチと同様に毒針、毒嚢、毒腺は生殖器が変化したもの。刺すのは雌だけですが、雄も威嚇のために刺す姿勢だけは取るそうです。
スズメバチによる死亡のほとんどがアレルギー性のショック(アナフィラキシーショック)による窒息死と言われています。15分以内に対処しないと命に関わる可能性もあるため、刺された後は注意が必要です。
いずれにしても、刺されないに越したことはありません。
アシナガバチもスズメバチ同様、スズメバチ科(スズメバチ科アシナガバチ亜科)に属するハチです。
同じスズメバチ科なだけあって、その生態はスズメバチに似ていますが、細身である分、攻撃力は劣ります。
性質もスズメバチと比較するとおとなしいほうで、巣を強く刺激したりハチを素手で触ったりしない限りは刺してこないことがほとんど。
毒の強さもスズメバチよりも弱く、毒そのものによる死亡はかなり稀ですが、アナフィラキシーショックによって死亡するケースはあるため、過去に刺されたことがある人は注意が必要です。
スズメバチやアシナガバチの巣作りは4~6月に始まり、夏~秋にかけてその大きさはピークになります。
スズメバチの巣は球状で、楕円形のしま模様があるのが特徴。
アシナガバチの巣はハスの花托のような形をしているのが特徴です。
天候の影響を受けにくい場所や狭い場所、付近でエサを確保できる場所を選んで巣を作りますが、具体的には天井裏や軒先、樹木、壁の隙間などが挙げられるでしょう。
ハチの巣の大きさがピークになる夏~秋は、ハチの攻撃性がもっとも高くなる時期。
巣が大きくなる夏~秋は新女王の羽化期で働きバチが増加、巣を守るために攻撃性が増すため、この時期にスズメバチやアシナガバチによる被害が増える傾向にあります。
ハチの数が増えるということは、その分、ハチに出くわす機会が増えるということ。
それでは、ハチに出くわしてしまった時はどのような行動を取れば良いのでしょうか。
運悪くハチとばったり出くわしてしまった場合は、少し難しいかもしれませんが、「騒がず」「走らず」「身を低くして」の3つを厳守し、ゆっくりと後ずさりしながら距離を取りましょう。
特にスズメバチは急激な動きや大きな音に反応して攻撃してくるため、悲鳴を上げたり走って逃げたりすることは厳禁! 手で払うなんてもってのほか!
ハチは黒色のもの(大型哺乳類の弱点や天敵の色に近い)に対して攻撃的なので、夏場は白やベージュの麦わら帽子などを被って頭髪を隠すのも効果的です。
服装も黒は避け、明るい色を着用するとより安心でしょう。
また香水の匂いはハチが警戒する匂いでもあるため、匂いに関しても注意が必要です。
ハチ自体には出くわさないものの、ハチの巣を見つけてしまった時はどうしたら良いのでしょうか。
ズバリ、「近寄らない」「刺激しない」が鉄則です。
ハチは女王バチを守るために巣に近づくもの、巣を刺激するものを反射的に攻撃します。
特にお子さんなどはハチの巣に興味津々な場合も少なくありませんが、「絶対に近寄らず、いたずらをしない」ということを教えてあげましょう。
少し怖い想像ですが、もしハチに刺されてしまったら……ということを一緒に教えてあげると、お子さんのハチへの理解が深まるかもしれませんね。
スズメバチやアシナガバチは騒がしい都心部よりは郊外や閑静な住宅街など、比較的静かな場所に巣を作りやすいため、夏場に自然が広がる場所に行ったり散策したりする場合は、特に注意する必要があります。
ちなみに、ハチの巣を自力で駆除することは絶対に避けましょう。
自宅の壁や駐車場などにハチの巣ができてしまった場合は、専門業者に駆除を依頼してください。
どんなに注意をしていても、「絶対にハチに刺されない」ということは言い切れません。
運悪くハチに刺されてしまう可能性もゼロではないでしょう。
もし仮にハチに刺されてしまったら、以下の手順で対処してください。
①毒を絞り出しながら水で洗い流す
※この時に口で毒を吸い出すのは口にキズがあるとそこから入ってしまうため厳禁です。
②氷(冷水)で冷やす
③ステロイド軟膏や抗ヒスタミン軟膏を塗る
【注意】アンモニアでハチの毒を中和できる逸話がありますが、誤りなので必ず病院を受診してください!
上記は応急処置なので、処置が終わったら念のため医療機関を受診しましょう。
体質によってはアナフィラキシーショックを起こす場合もあるため、その時は救急車を呼び、早急に医療機関を受診してください。
夏~秋にかけて攻撃的になる怖~いハチですが、グッズになった途端に一気にオシャレに!
いきものグッズ専門ネットショップ『いきもーる』では、ハチのグッズを販売しています!
ハチはフォルムがスタイリッシュなので、オシャレの一種としてハチグッズを日常に取り入れたいという方も少なくないでしょう。
ここからは、『いきもーる』で絶賛販売中の、ハチグッズをご紹介します。
シルバー925素材でできたハチのペンダントを胸元にさげれば、コーディネート全体の雰囲気が引き締まること間違いなし!
こちらのペンダントはすべて手作業で仕上げているため、色味や風合いなどが一点一点異なります。
足や羽、体のバランスがリアルで、まるで本物のハチを胸元にさげているよう。
自分だけのオンリーワンのペンダントで、特別な日をスマートに着飾りましょう!
商品はこちらから
⇒ https://sunshineaquarium-onlineshopwp.jp/shopdetail/000000000520/
ネックレスのアジャスターって、何かと前に垂れてきますよね。
サイズ調整ができて便利ではありますが、可愛くないとイヤ……ということで、こちらのネックレスはアジャスターの先端にハチミツ色のガラスが一粒ついています。
これならアジャスターが前に垂れてきてもオシャレ!
ネックレストップのセイヨウミツバチもコロンとしたフォルムでとってもキュートです。
セイヨウミツバチを、ぜひ色んな場所へ連れて行ってあげてください。
商品はこちらから
⇒ https://sunshineaquarium-onlineshopwp.jp/shopdetail/000000000208/
こちらは『いきもーる』のハチグッズでは珍しい、赤ちゃん向けグッズです。
持ちやすく、かわいく、楽しく遊べるハチ柄の布製ボール。
中には鈴が入っているので、振るたびにリンリンと音が鳴ります。
わっかは小さなお子さんの指に巻きつかない長さになっているため、安心して遊ばせることができるでしょう。
はじめのうちは掴むというより、引っかかって偶然持ってしまうというところからスタートし、意図して掴む、振る、鈴の音を認識するというように、発育に合わせて遊び方も変化していく優れものです
商品はこちらから
⇒ https://sunshineaquarium-onlineshopwp.jp/shopdetail/000000002672/
関連する記事
ホッキョクグマってどんな生き物?
皆さんは「寒い地域の生き物」と聞いたら、どんな生き物を思い浮かべますか? トナカイや日本であればキタキツネなどがいますが、多くの方が最初にパッと思い浮かべるのは「ホッキョクグマ」ではないでしょうか! …
ヤモリってどんな生き物? イモリとの違いはどこにある?
夜にふと窓の外を見ると、とある生き物がペタッと張りついていた、なんていう経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。 トカゲのような形態のその生き物は……、そう、ヤモリです。 ヤモリは縁起が良い生…
イエネコとネコ科の生き物の意外な共通点とは?
生き物をテーマにした動画やテレビ番組など、ライオンやトラなどのネコ科の生き物を目にすることもあるかと思います。 大きな体と迫力のある顔つき、まさに「猛獣」という呼び名がふさわしい様子で獲物を捕らえてい…
癒し系に見えて実は……?カピバラの意外な一面をご紹介!
キャラクターにもなっていて可愛く人気のカピバラは、動物園でも癒し系の動物として人気があります。しかし、実はジャングルに生息し、俊足であるなど癒し系の見た目からは想像がつかない一面もあるのです。 今回は…