【～2024/11/24まで開催】毒がテーマのイベント「もうどく展 極」へ行ってみた！【前編】

これまで3回にわたり大反響を呼んできた『サンシャイン水族館』の「もうどく展」シリーズ。名前を聞くだけで冷汗が出そうなイベントが、今年はこれまでの集大成として、さらなるバージョンアップをして帰ってきました！

その名も「もうどく展 極」……。

案内をしてくれる『サンシャイン水族館』のタカハシさんによれば、今回がシリーズ最終章となるそう。我々『いきふぉめ～しょん』編集部も「これはチェックするっきゃない！」と息巻いて、中の様子を覗いてきました。お出かけ前の予習として役立つ情報をギュギュっと詰め込んでお届けしますので、ぜひ最後までお楽しみください！

ドックドク★キャンディ片手にいざ入場！

さっそく特別展会場に向かったところ、まずは怪しい光を放つネオンサインが目に飛び込んできました！

「入口からすでに、去年よりパワーアップしているぞ……」と圧倒されているうちに手渡されたのは、見覚えのある、アレ。

昨年に続く、オリジナルの入場特典「ドックドク★キャンディ」です。

今年はドックドク★キャンディ付きのチケットを購入すると、4つの生き物のイメージカラーに合わせた4種類のカラフルなキャンディの中から、ランダムで1本配布されるとのこと。

担当は写真の一番左に映っている、鋭い毒針を持つあの生き物のキャンディをゲット！　毒かわいいアイテムを手に入れてうれしい反面、思わず実物に遭遇したときのことを想像してしまい、この時点ですでに若干の恐怖心が顔を覗かせていました。

入口付近には、今回のイベントの世界観が一目で分かるフォトブースも。先ほどの「ドックドク★キャンディ」と一緒に記念撮影をしてから、中へと進みましょう！

フロアの中に入ると、不穏なBGMと実験室のようなディスプレイが来場者を迎えてくれます。まるでここは毒の研究所……？

最初にパネルの見方が紹介されているので、しっかりとチェックしておきましょう。

本イベントでは、展示されている生き物の毒レベル（！）やその生き物との遭遇のしやすさ、住んでいるエリアなどがパネルで紹介されています。内容を見ると、レベル別に軽い症状が現れる毒から死亡例のある毒まで、5段階に分かれていることが分かります。

え……そんなにヤバい生き物とこれから対面するってこと……ですよね……？

満面の笑顔のタカハシさんの横で、好奇心と緊張感から心臓が飛び出そうになる担当なのでした。

毒を持つ魚といえばやっぱり……？

覚悟を決めていざ生き物とご対面！　と思ったら、最初に現れたのはキュートな見た目の「サザナミフグ」。

ころんとした丸いフォルムについ油断しそうになりますが、ここは「もうどく展 極」、絶対に気を抜けません。パネルをチェックしたところ、なんといきなり本イベントの中で一番毒性の高い、毒レベル5の生き物でした！

それもそのはず、フグの毒はテトロドトキシンという有名な成分で、食べると麻痺を起こします。最悪の場合は死に至ることもあり、「毒のある魚といえばフグ」そして「フグといえば毒」と連想する方も多いでしょう。

身近なところに潜む！　毒を持った生き物たち

フロアを進むと、先ほど担当がゲットした、ドックドク★キャンディのモチーフとなった「オオスズメバチ」の標本が登場。ああ、やっぱり出会ってしまいました……。

毒レベルはレベル4です。2回目以降刺されると、アナフィラキシーショックにより死に至る可能性があります。

オオスズメバチのメスは強い痛みを伴う毒を持っており、刺されると、他にも吐き気や頭痛などの症状が現れるそうです。タカハシさんはしきりに「これは刺されると、痛いですよ～」とおっしゃっていました！　ちょっと、笑顔で脅さないでください……！！！　（心の声）

また今回の「もうどく展 極」では、毒を持った植物の展示もチラホラ。

毒レベル4のチョウセンアサガオは、ゴボウによく似た根の形をしていることから、間違って食べてしまう人が後を絶たない植物です。日本全国に分布しているので、山菜を取りに山へ入ってチョウセンアサガオを取ってきちゃった、なんて例も！

間違い探し！？　毒を持つヘビ・持たないヘビ

続いて現れたのは、左右に並んだ2つの展示。　恐る恐る中を覗いてみると、似たような毒々しい縞模様のヘビがそれぞれに鎮座していました！　一匹は生体、もう一匹は模型です。

このうちのどちらかは、毒レベル4の「サンゴヘビ」の仲間だそう。

サンゴヘビはかまれてもすぐには変化が現れず、12時間ほど経過してから神経障害などの重い症状が現れるため、極めて危険な生き物です。ひぃー、遭遇度が低くてよかった……。人生で絶対に出会いたくない！！

そして、もう一方の展示は「ミルクヘビ」という生き物。

なんとこのミルクヘビ、実は全く毒を持っていません。毒のあるサンゴヘビに姿を似せることで自身の身を守っている、つまり「擬態」をしているのです。厳しい自然界で生き延びるためとはいえ、どうやって「この見た目なら襲われにくいはず！」と分かったのでしょう？

さてさて、ここでクイズです。

先ほどご紹介した写真のヘビは一体どちらのヘビなのでしょうか～～～！？　（答えを知りたい方は、「もうどく展 極」　へLet’s Go！）

もうどく展 極　関連グッズ①

前編の最後に「もうどく展 極」のオリジナルグッズと、作家さんグッズの一部をご紹介します！　タイミングによっては売り切れになってしまうこともあるので、気になるグッズは早めにゲットしておくのがおすすめです。

もうどく展 極 シークレット ステッカー

「もうどく展 極 シークレット ステッカー」は、本イベントのために『サンシャイン水族館』の物販スタッフが描いたオリジナルイラストのステッカーです！　それぞれの特長をよく捉えたイラストばかりで、中毒のような強い愛を感じます（笑）。

中身はシークレットになっており、7種類のうちどれが出るかは引いてからのお楽しみ！　来場の記念に、ぜひチャレンジしてみてください♪

カツオノエボシ　ピアス/イヤリング

続いては「もうどく展 極」のために作られた作家さんグッズ、「カツオノエボシ　ピアス/イヤリング」のご紹介です。カツオノエボシの爽やかなブルーは、さまざまなシーンに映えること間違いなし！　耳に着けることで、カツオノエボシのゆらゆらと漂う様子が再現されます。

カツオノエボシは美しい見た目とは裏腹に強毒を隠し持っているので、ここぞというときのお守りのような存在として身に着けるのもおすすめです！

もうどく展 極 わたあめ

「もうどく展 極 わたあめ」は、毒々しい緑と紫がインパクト大！　お土産にもピッタリのオリジナルグッズです。毒をテーマにしたお菓子ではありますが、味はとってもおいしいので、安心してゲットしてください。

現地ではずらっと並ぶわたあめに圧倒されました！　食べ終わった後のケースは、毒かわいい小物入れとして再利用してはいかがでしょうか。

最終章！　『サンシャイン水族館』もうどく展 極の詳細

本ページでご紹介した内容は、イベントのほんの一部のみです。「もうどく展 極」は11月後半まで開催の予定なので、全ての魅力を知るためにも、ぜひ現地まで足を運んでみてください！

【開催期間／会場】

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