カンガルーの袋ってどうなってるの?気になる疑問を詳しく解説!
ジャンプしながら移動する姿で人気者のカンガルー。子どもカンガルーが、お母さんのお腹の袋から顔を出している姿はとてもかわいいです。妙に人間じみた寝方をしていたり、サンドバッグで遊んだりするユーモラスな姿…
2023.05.12
投稿日:2023.05.12 更新日:2023.05.11
ペンギンと聞くと、「寒いところにいる」というイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。
確かに、テレビなどでは氷の上をペタペタと歩くペンギンが映し出されることが多いです。
では、日本のような温暖湿潤気候の場所や、熱帯のように暑い地域には、野生のペンギンは生息していないのでしょうか?
今回は、そんな疑問を解決すべく「ペンギンは寒いところにしかいないのか」について徹底的に調査しました!
ペンギンの生息地について気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
ペンギンは、ペンギン目に属する鳥の総称です。
「海鳥」と言われることもありますが、多くの方がご存知の通り、ペンギンは空を飛ぶことができません。
ペンギンは一般的な鳥類が飛ぶために使う翼は が変化し、ひれ状の「フリッパー」となって飛翔能力を失いました。その代わりに自由に水中を遊泳できるようになりました。
本題の「ペンギンは寒いところにしかいないのかどうか」ですが……、実は、ペンギンは寒い地域以外にも生息しています!
ペンギンと言えば南極の氷の上で生活しているイメージですが、全てのペンギンが寒いところにいるわけではありません。
南米のペルーやチリ、また南アフリカ共和国、オーストラリアなどに生息するペンギンもいますし、中には赤道直下の暑~い地域に生息するペンギンもいるんです!
ジリジリと太陽が照り付ける場所にペンギンがいるなんて、なんだか想像しにくいですよね……。
どんなペンギンが暑い地域に生息しているのでしょうか?
特に暑い地域に生息している代表的なペンギンとして、「ガラパゴスペンギン」が挙げられます。
ペンギン科の中で唯一赤道付近のガラパゴス諸島に生息しているペンギンです。
確かに年中気温は高いものの、焼けるような暑さの中で暮らしているのかと言うとそうではなく、ガラパゴス諸島周辺の海は水温の低い海水が湧き上がってくるポイントのため、他の赤道直下のエリアほど海水温が高くないんです。
また、食料となる小魚も豊富なため、ガラパゴスペンギンも生息することができます。
また日本の動物園・水族館で非常に多く飼育されているフンボルトペンギンも、南米のペルーやチリの海岸など、赤道直下ほどではありませんがあたたかい地域に生息するペンギンです。
日本の水族館でも屋外ではフンボルトペンギンやケープペンギンに会うことができますが、実は野生では比較的あたたかい地域に生息していたんですね。
ペンギンは寒いところにもいれば、あたたかいところにいることが分かりました。
しかし、同じ極地である北極にはペンギンは生息していません。
なんと、ペンギンは北半球にはいないのです!
(厳密に言うと、ガラパゴスペンギンの一部の生息域は北半球にかかっています)
ペンギンの始祖はニュージーランドで誕生したと考えられており、ペンギンはエサが豊富な寒流に乗ってさまざまな地域へと分散していきました。
南極大陸、ペルー、南アフリカ共和国、ガラパゴス諸島などは寒流に乗って移動できるエリアだったからこそ、今、ペンギンはこれらの地域に生息しているのです。
しかし、そこから赤道を越えることはありませんでした。
なぜなら、赤道を越えた熱帯の温かい海水はプランクトンが乏しく、ペンギンが生存するには難しい環境だからです。
皆さんは、毎年4月25日が「世界ペンギンの日」であることをご存知でしょうか?
もともとは毎年4月25日前後に、南極観測所「マクマード基地」の前をアデリーペンギンたちが移動することを発見し、基地の科学者たちがお祝いしたことから始まった「世界ペンギンの日」。
今では絶滅の恐れがあるペンギンたちの保護や環境問題について考える日になっています。
日本の水族館でよく見かける、ケープペンギンやフンボルトペンギンをはじめ、ガラパゴスペンギンなど複数の種類が、IUCN(国際自然保護連合)の絶滅の恐れのある生物をまとめたレッドリストにペンギンは多数入っています。
ペンギンが好む魚の過剰漁獲や生息地の人間による開発、環境変化など、さまざまな脅威が複合的に影響し、個体数が減少しています。
漁獲や開発について私たちが直接手を施すことは難しいかもしれませんが、環境変化(地球温暖化など)については、たとえそれがどんなに小さなことでも、何かできることがあるはずです。
一人ひとりのちょっとした意識が、ペンギンたちの危機を救うかもしれません。
いきものグッズ専門ネットショップ『いきもーる』では、ペンギングッズを販売しています!
日常に取り入れれば、そのかわいらしさから幸福度がアップすること間違いなし!
ここからは、『いきもーる』で絶賛販売中のペンギングッズをご紹介します。
コウテイペンギン・キングペンギン・ジェンツーペンギン・アデリーペンギン・イワトビペンギンなど、18種類のペンギンが勢揃いしたスタンプで、ペンギン好き必見のグッズ!
「探していたけど見つからなかった」というペンギンのスタンプもきっと見つかるはずです。
プライベートではもちろん、仕事でも大活躍!
あなたのメモに、かわいいペンギンを添えてみては?
水中を気持ちよさそうに泳ぐ姿と、草原を仲良く歩くペアのケープペンギンのイラストが描かれた舟形キャンバスポーチです。
両面にそれぞれの絵柄がプリントされているので、1つで表情の違いを楽しめます。
底マチが95mmと広く、小物がたっぷりと入るのが嬉しいポイントです!
よちよちと歩くコウテイペンギンの赤ちゃんが描かれたキュートなイヤリング・ピアスです。
一つひとつ手描きのため、表情や色合いなど、世界に二つと同じものはありません!
1.3cm×0.9cmと大きすぎず小さすぎず、さりげない存在感で耳元を飾ってくれるので、オフィスにも着けて行けちゃいます!
関連する記事
カンガルーの袋ってどうなってるの?気になる疑問を詳しく解説!
ジャンプしながら移動する姿で人気者のカンガルー。子どもカンガルーが、お母さんのお腹の袋から顔を出している姿はとてもかわいいです。妙に人間じみた寝方をしていたり、サンドバッグで遊んだりするユーモラスな姿…
雨の日のマスコット的存在!日本のカエルの生態を大解剖!
雨の時によく見かける生き物といえば、そう、カエルです。 カエルと言われて思い浮かべやすいアマガエルの他にも、日本にはさまざまなカエルが生息しています。 現在、日本にはどのようなカエルが暮らしているので…
『ダイオウグソクムシ』は、絶食してどのくらい生きられる?
ちょっと不気味でエイリアンを思わせるような見た目にも関わらず、深海生物の中で、根強い人気を誇っているのが『ダイオウグソクムシ』。長時間餌を摂取しなくても生きていけることでも有名ですよね! では、『ダイ…
ヒョウ・チーター・ジャガーはどう見分けたらいい?
皆さん、ネコ科の野生動物と聞くと、どんな生き物を思い浮かべますか? ライオンだったりトラだったり、思い浮かべる生き物は人それぞれかと思いますが、そういえば、ライオンやトラと同じネコ科のヒョウやチーター…