
見る者を魅了!魚たちのジャンプの世界【淡水魚編】
水族館で「ジャンプ」する生き物といえば、まっさきにイルカを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 イルカショーはどこの水族館でも目玉となっており、イルカショー目当てで水族館に足を運ぶ方もいるほど。…
2022.09.08
投稿日:2022.09.08 更新日:2023.03.15

水族館の熱帯魚エリアに行くと、まるで南国にいるかのような、ウキウキした気持ちになります。
水槽の中は色とりどりの魚が自由に泳ぎまわり、ついつい長時間眺めてしまうという方も少なくないはずです。
そんな熱帯魚エリアには目をひく魚がたくさんいますが、「チョウチョウウオ」もそのうちの一つではないでしょうか!
鮮やかな黄色やツンツンとサンゴを突く姿は、見ているだけでも癒し効果抜群。
そこで今回の記事では、チョウチョウウオの生態や種類について詳しく説明していこうと思います!
また「サンシャイン水族館」では8月24日~9月25日まで、「いきもの研究室」としてチョウチョウウオをピックアップしたイベントも開催!
記事の最後ではイベントの詳細もご紹介するので、ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。
目次

チョウチョウウオとは、スズキ目チョウチョウウオ科に分類される魚類です。
全長は約10~20cmで、模様は目を通る太い黒帯が一本とその横の白い帯が特徴的。
体全体は鮮やかな黄色の縞模様が走っており、冒頭でも触れたように水族館の水槽で泳いでいると目を引くことが多いです。
温暖な海を好み、日本では房総半島から南、水深30mまでの岩礁やサンゴ礁域に生息しています。
チョウチョウウオの多くはサンゴのポリプや小型の甲殻類をエサとしており、サンゴ礁域を泳ぎまわりながらサンゴの表面を少しずつついばんで食べることがほとんどです。

一口にチョウチョウウオと言っても、さまざまな種類が存在します。
代表的なものは、「トゲチョウチョウウオ」「フウライチョウチョウウオ」「ハシナガチョウチョウウオ」「フエヤッコダイ」などです。
各々についてどんな生き物なのか確認してみましょう!
トゲチョウチョウウオは、
パンダのような黒線の入った目元と黒筋の走る白い体をしているチョウチョウウオです。
背びれの後ろにトゲがあり、このトゲが名前の由来となったそうですよ。
大きさは約10~20cmほどです。
フウライチョウチョウウオは、白い体に黄色い尾ビレが特徴のチョウチョウウオです。
頭部と体の一番後ろの尾ビレの基底部、そして尾ビレの真ん中にはっきりとした黒色の帯があります。
大きさが約10~20cmである上、模様などもトゲチョウチョウウオと非常に似ているため、尾ビレの付け根に黒い線が1本入るかで判別すると良いでしょう。
ハシナガチョウチョウウオは、側面のくっきりとした黄色のストライプと、背ビレの黒丸模様が特徴のチョウチョウウオです。
他のチョウチョウウオと見た目がはっきりと違うため、覚えやすいのではないでしょうか。
チョウチョウウオの中でも観賞魚として特に人気が高く、「チェルモ」という愛称でも親しまれています。
体長は約15cmです。
フエヤッコダイは体にラインが入っておらず、黄色一色であることが特徴です。
また口笛を吹いているようなツンと出た口も、他のチョウチョウウオと区別しやすいポイントでしょう。
長い口が愛嬌たっぷりで、ハシナガチョウチョウウオ同様に観賞魚として人気です。
体長は約18cmです。
今では観賞魚として人気の高いチョウチョウウオですが、実はかつては食用とされていたこともあります。
現在日本では食用とされることはあまりありませんが、実はとても美味しいらしく、江戸時代には天ぷらなどの料理に欠かせない魚だったんだとか。
観賞魚を食べるという発想が無い方も多いかと思うので(担当もそうでした……)、これにはびっくりですね。
一体どんな味がするのか、ほんのちょっと気になります。
とはいえ、日本でチョウチョウウオが食用とされていたのは江戸時代の話。
今は観賞魚としてのチョウチョウウオのほうが主流であるため、「飼育」について疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
チョウチョウウオは暖かい海を好むため、水温は約25℃前後をキープする必要があります。
そのため、水槽にヒーターは必要不可欠! 水温の変化をなるべく抑えることが、チョウチョウウオに元気でいてもらう秘訣です。
また水槽は、高さ45cm程度は欲しいところ。ある程度大きな水槽で自由に泳がせてあげてください。
ちなみにチョウチョウウオは縄張り意識が強い魚であるため、過密に複数匹を混泳させるのは避けましょう。
イメージとしては、水槽幅30cmに対してチョウチョウウオ一匹です。
あくまで目安ですが、一匹一匹が不自由なく泳げるスペースを確保してあげてください。

サンシャイン水族館では現在、「サンシャイン水族館 いきもの研究室」を開催中で、2022年8月24日(水)~9月25日(日)の間はその第3弾として「チョウチョウウオ」をピックアップ!
水族館でチョウチョウウオを飼育しているスタッフならではの視点で、チョウチョウウオの魅力を皆さんにたっぷりお伝えしていきます!
夏休みの思い出作りにぴったり!
チョウチョウウオの飼育の仕方などもどんどんスタッフに質問してみてくださいね。
ネットでは得ることのできないチョウチョウウオの専門的な知識もお伝えするので、チョウチョウウオの生態に興味がある方、これからチョウチョウウオの飼育にチャレンジしてみたい方は、ぜひ足を運んでみてください!
【第3弾チョウチョウウオ編 開催期間/会場】
| 開催期間 | 2022年8月24日(水)~9月25日(日) 営業時間 水族館HPをご覧ください。 ⇒ https://sunshinecity.jp/aquarium/ticket/ |
| 会場 | サンシャイン水族館 本館 東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル 屋上 |
【いきもの研究室 入場料金】
無料
※別途水族館の入場料が必要です。
【サンシャイン水族館入場料金】
| 大人(高校生以上) | 2,400円~ ※時期により大人区分のチケット料金が変動いたします。 |
| こども(小・中学生) | 1,200円 |
| 幼児(4才以上) | 700円 |
関連する記事

見る者を魅了!魚たちのジャンプの世界【淡水魚編】
水族館で「ジャンプ」する生き物といえば、まっさきにイルカを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 イルカショーはどこの水族館でも目玉となっており、イルカショー目当てで水族館に足を運ぶ方もいるほど。…

思わず「へぇ」が飛び出す!イカ&タコの雑学4選
足が何本も生えている海の生き物な~んだ? と聞かれたら、「イカ」もしくは「タコ」と答える方が多いのではないでしょうか。 イカもタコも複数の足腕が生えていて、吸盤があり、墨を吐くなど、共通点がたくさんあ…

みんな違ってみんなかわいい! 変わった見た目のカエル4選
梅雨の時期に思い浮かぶ生き物といえば、カエルですね! カエルは水辺に暮らす両生類で、南極大陸を除く全ての大陸に分布している生き物です。その種類はなんと約6,500種にも及び、現在も各地で新種が発見され…

手足を失っても生えてくる!?ウーパールーパーの生態について調べてみた
つぶらな瞳といつも笑っているような口元、フサフサとしたピンク色の外鰓(えら)が愛らしいウーパールーパー。カエルやサンショウウオと同じく両生類の一種で、別名は「アホロートル」とともいいます。 幼生の姿の…