ホッキョクグマってどんな生き物?
皆さんは「寒い地域の生き物」と聞いたら、どんな生き物を思い浮かべますか? トナカイや日本であればキタキツネなどがいますが、多くの方が最初にパッと思い浮かべるのは「ホッキョクグマ」ではないでしょうか! …
2021.06.28
投稿日:2021.06.28 更新日:2022.03.10
水族館で「ジャンプ」する生き物といえば、まっさきにイルカを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
イルカショーはどこの水族館でも目玉となっており、イルカショー目当てで水族館に足を運ぶ方もいるほど。
しかし!ジャンプするのはイルカだけではありません!
実は、おとなしそうに見える大型の淡水魚もジャンプすることがあるんです。
そこで今回は「淡水魚編」として、ドラド・アロワナ・テッポウウオに焦点をあて、魚たちのジャンプ事情についてご紹介したいと思います!
目次
まずは、今回ピックアップする、ジャンプをすると噂の淡水魚たちの生態についてご紹介します。
各々どういった見た目で、生息地などに共通点はあるのでしょうか。
最初にご紹介するのは、ドラドです。
カラシン目カラシン科サルミヌス属に分類される淡水魚・ドラドの見た目や生態について詳しく見ていきましょう。
ドラドの仲間は最大130cmにも達する大型魚で、長細い楕円形、左右から押しつぶしたように平らな、ザ・魚!といった体型をしています。
見た目の一番の特徴は、金色に輝くその体色ではないでしょうか。
口から尾ヒレまでキラキラしており、一目でドラドと判断できます。
ドラドは南米に分布しており、温かいところに生息しています。。
パラグアイやブラジルのパラナ州、アルゼンチン、ボリビアなどが生息地として挙げられ、流れのある河川で生活しています。
野生ではキレイな水からやや汚れた水まで適応範囲は広めですが、どこにでもいるわけではなく貴重な魚だそうです。
ドラドは肉食性で、水中にいる甲殻類や魚を捕食します。
大型のものになると、なんと鳥まで捕食することもあるんだとか……!
大きな体からは想像できないスピードで泳ぐため、野生でもエサに困ることはあまりなさそうです。
続いては、アロワナです。
アロワナ属アロワナ科に分類される、こちらも大型の淡水魚。
アロワナの仲間は、アメリカ大陸にアロワナ(シルバーアロワナ)、オーストラリア大陸にスポテッドバラムンディ、ノーザンバラムンディの2種、アジアにアジアアロワナの計5種が生息しています。
見た目と併せて生息地や食性をご紹介します!
種類によって異なりますが、観賞魚として人気の高いシルバーアロワナは、名前のとおり非常にキレイな銀色の鱗をもっている淡水魚。
またアジアアロワナは、中国では『財』をもたらす魚といわれており、特に金色に体色したものが人気。この他にも赤や青などが存在します。
恐竜がいた時代の地層から化石が発見されているため、「古代魚」もしくは「生きた化石」と呼ばれることもあるそうです。
シルバーアロワナはアマゾン川など、温かい水域に生息しています。
またアジアアロワナはその名のとおり、東南アジアの池や河川で生活をする魚です。
いずれのアロワナも海水どころか汽水にも一切順応できないため、河川で生活するアロワナは、必然的に海水が一切混ざらない川の河口以外で生活しています。
アロワナは主に肉食で、小型の魚類・昆虫・甲殻類などを捕食します。
アジアアロワナは好き嫌いが激しいようで、同じアジアアロワナでも嗜好性がまったく異なることもあるそうです。
また急に好みがかわることもあり、昨日まで食べていたエサを食べなくなるといったことも多いそうで、グルメな淡水魚としてアクアリスト界隈では有名なんだとか。
最後にご紹介する淡水魚は、テッポウウオです。
スズキ目テッポウウオ科に分類される魚であるテッポウウオの見た目や生息地、食性をご紹介します。
テッポウウオは今までご紹介したドラドやアロワナとは異なり、比較的小型です。
成魚の全長は15~30cmほど。
体型は平たく、横から見ると水滴型を横倒しにしたような、可愛らしい形をしています。
名前にもあるとおり、口に含んだ水を水鉄砲として発射し、水面上の葉などにとまった獲物を撃ち落とすことができます。
テッポウウオは、インド洋、西部太平洋などに面した河川、河口付近の汽水域分布。
国内では西表島の仲間川や浦内川に生息していることが確認されています。
野生では濁りの強い汽水域に生息し、マングローブや河口部で見られることが多いそうです。
テッポウウオも肉食で、自分よりも小さい小魚や、陸上のバッタ、トンボなどを食べます。
とても目が良く、水中から陸上の生き物を見つけ、狙いを定めて水鉄砲で撃ち落とすスナイパー!
水鉄砲を撃ったあとは素早く移動し、落ちてきた獲物を捕らえるそうです。
水族館などで観賞していると、淡水魚は海水魚と比べ水中をゆったりと泳いでいるイメージがあります。
しかし、テッポウウオ含め、ドラドやアロワナが、なんと「ジャンプ」をすることがあるんだとか……!
大きなからだで水面からジャンプする姿は想像しにくいですが、ドラドやアロワナは「エサ」をめがけてザバァッと水から飛び出すことがあるそうです。
テッポウウオも、水鉄砲で昆虫などを撃ち落とすだけではなく、時にはジャンプしてエサを獲りにいくこともあるとのこと!
小型のテッポウウオがジャンプするのはわからなくもないですが、ドラドやアロワナのようなおとなしそうな大型魚がジャンプする姿は、あまりイメージしにくいですよね。
しかし! そんなドラドやアロワナがジャンプするところを見られる水族館があるんです!
淡水魚たちがジャンプする姿を、この目で確かめましょう!
サンシャイン水族館では、運が良ければ、先ほど「ジャンプしている姿が想像できない」と書いたばかりのドラド、そしてアロワナのジャンプを見ることができます!
ステージは、屋外にある丸い水槽、「きらめきの泉」。
ドラドとアロワナのジャンプは「いきものディスカバリー」内で、飼育スタッフが給餌のため、長い竿にエサをつけて水上に突き出し、それをめがけてジャンプするドラドとアロワナを間近で見ることができるんです!
ドラドとアロワナのアクティブな捕食行動……ほかの水族館ではなかなか見ることができない貴重な光景なので、ぜひ一度足を運んでみてください。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の一環として密を防ぐため、「いきものディスカバリー」の実施時間・実施場所は公開しておりません。
また、混雑時は実施しない場合がございます。予めご了承ください。
一方、しながわ水族館では、テッポウウオの「水鉄砲」を見ることができます。
飼育スタッフがテッポウウオの水槽の上約50㎝につけたエサを狙って、テッポウウオが水鉄砲を発射!
想像以上に勢いがあり、「こんな可愛い魚がこんな強力な水鉄砲を!?」と驚くかもしれません。
テッポウウオの水鉄砲は結構な飛距離があり、成長し30㎝ほどになると、1m以上離れた獲物も撃ち落とします。
運が良いと、テッポウウオたちが連続でエサを撃ち落とすところも見られるそうですよ。
テッポウウオの水鉄砲を間近で見たい!という方は、ぜひしながわ水族館へ!
※パフォーマンスは生き物の体調により所要時間の変更や予告なしに中止する場合がございます。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、各ショーなどを予告なしに中止する場合がございますので、詳しくは、しながわ水族館公式HPをご確認ください。
いきものグッズ専門ネットショップ『いきもーる』では、アロワナグッズを販売しています!
高級感あふれるグッズ揃いなので、特別な日に身につけたいものばかり。
ここからは、『いきもーる』で絶賛販売中の、神秘的なアロワナグッズをご紹介します。
こちらは細部まで描き込まれた、アジアアロワナのブローチ。
古代魚特有の大きな鱗が、一枚一枚丁寧に描かれており、角度によってキラキラと輝きます。
普段使いにしてしまうのが勿体ないほど、繊細な高級感をまとったブローチですが、もちろん、日常的に身につけてアロワナと出かけても良いですし、特別な日のブローチにしても◎
額縁や箱に入れてコレクションとして楽しむのもアリです。
規則的な鱗の中に、花のモチーフが入れられたひと品。
神秘的で、でもどこか温かみのあるペンダントです。
金色に輝く真鍮素材のペンダントは、「今日は気合いを入れたい!」という勝負の日につけたくなりそう。
神々しいアロワナが、あなたに活力を与えてくれるはずです。
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