リクガメってどんな生き物?
見ているだけで「のんびりした気分になる」「リラックスできる」といった気持ちになる、癒しオーラが漂う生き物っていますよね。 ゆったりと泳ぐジンベエザメや、すやすやと眠るイヌやネコなど、さまざまな生き物が…
2021.06.18
投稿日:2021.06.18 更新日:2022.03.10
アシカやアザラシは、水族館の人気者!
スイスイ泳ぐ姿や、コロコロと転がっている姿に心おどらせる方も多いのではないでしょうか。
でも、アシカとアザラシは一見するととても似ていて、「見分けがつかない!」という声も多いんです。
どこに注目すれば、この生き物たちを見分けることができるのでしょうか。
今回は、アシカとアザラシを簡単に見分けるポイントはもちろん、それぞれの生態なども併せてご紹介します!
目次
アシカの分類は、食肉目アシカ科アシカ亜科。
体長はオスで220cm~240cm、メスで180cm~200cm程度の海辺で暮らす海生のほ乳類です。
種類によって分布は異なりますが、水族館でよく見かけるカルフォルニアアシカは、メキシコ中央部などの温かい海に生息しています。
泳ぎが非常に得意で、水中を時速25~30kmほどのスピードで自由自在に泳ぐことができます。
また、15分ほど潜水することもでき、哺乳類の中でもかなり長く水中にいられる生き物なんです!
泳ぎが得意なこと、長く潜っていられることを生かして、魚や貝、イカなどを捕獲して食べています。
アザラシもアシカ同様、食肉目のアザラシ科に分類されます。
120cm、50kg程度のアザラシもいれば、600cm、5,000kgにもなるアザラシもいて、その大きさはさまざまです。
バイカルアザラシは、大きなオスでも体長約180cm、体重150kgほどで、アザラシの中ではやや小型。
バイカルアザラシは、その名の通りロシアのバイカル湖に生息しており、アザラシのほとんどが海で暮らすのに対して、一生を淡水で過ごす唯一のアザラシです!
アザラシも泳ぎが得意で、水の中ではかなりのスピードで泳ぐそうですが、アシカほどの速さではないんです。。
潜水も得意で、バイカルアザラシは20分ほど水の中に潜っていられます。
アシカとアザラシ、どちらもよく水族館で見かけますが、見た目がとても似ていますよね。
どっちがアシカ?どっちがアザラシ?と頭を悩ませている方もいらっしゃるはず。
そこでここからは、アシカとアザラシの違いについてご紹介しようと思います。
これらのポイントを注意深く観察すれば、すぐに見分けられるようになりますよ。
まず、泳ぎ方に違いがあります。
アシカは大きな前肢を使って、水をかき、羽ばたくようにスイスイ泳ぎ回ります。
一方、アザラシは前肢を使わず、からだ全体と後ろ肢を使って泳ぎます。
泳ぐ姿を比較すると、アシカのほうが動きが大きいかもしれませんね!
陸上での動き方を観察するのも、アシカとアザラシを見分けるポイントです。
アシカは大きな前肢でからだを支えながら移動しますが、一方で、アザラシはからだを支えられるほど前肢が発達していないため、ポヨンポヨンと這って移動するのが特徴。
陸上で動いてくれれば、違いは一目瞭然です!
また、耳の形にも違いがあります。
アシカには小さな耳介があるのに対して、アザラシには耳介がありません。
え、アザラシの耳はどこ!?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、近づいて見ると、アシカの耳介がある位置とちょうど同じあたりに、ぽちっと穴があります。
アザラシは、その穴から音を聞き取っているんです。
泳ぎ方や陸上での動き方でも触れましたが、アシカとアザラシでは前肢にも大きな違いがあります。
アシカの前肢は大きく、陸上では前肢だけで自分の体重を支えられるほど丈夫。
ショーなどで逆立ちをしている、アシカかアザラシかわからない生き物を見たことはありませんか?あれがまさしくアシカです!
また、アシカの後肢は前方に曲げることもできるため、前脚と後肢を上手に使って陸上をある程度のスピードで移動することができます。
一方、アザラシの前肢はアシカと比べると非常に小さく、陸上で自分のからだを支えるのには不十分。
その分、前肢を動かして前進している時のキュートさは格別です。
アシカの後肢は、先ほどご紹介したとおり!
前方に折り曲げることができるので、陸での移動も素早いです。
アザラシの場合は、後肢は後方に伸びたまま。陸上では前肢も後肢も使うことができないため、這って移動するのが特徴です。
また、フォルムにも違いがあります。
アシカは首が長いので立姿が凛々しいですが、アザラシは丸っこくてコロコロしています。
アザラシの場合は多くの種が寒い地域で暮らしており、バイカルアザラシが暮らすバイカル湖も極寒であるため、脂肪でからだを寒さから守っているんです。
凛々しいアシカにも、コロッとしたアザラシにも、それぞれ魅力があります。
ここまで、アシカとアザラシの違いについてご紹介してきました。
アシカは発達した前肢や後肢で陸上を素早く移動したり、前肢を使って逆立ちをしたりすることができます。
そのため、さまざまなパフォーマンスを披露するショーでは、アシカに軍配があがるでしょう。
アシカのショーでよく見かけるのは、鼻先にボールを乗せてバランスを取りながら逆立ちをしたり、お客さんが投げてくれた輪っかを首にかけに行ったり。前肢で手を振ってくれることもあります。
自然界では急な岩場も登ることができるなど、身体能力の高いアシカ。
アシカショーでは、そのアシカの陸上での身体能力を目の当たりにすることができるのです。
一方で、アザラシは陸上での活動があまり得意ではなく、どちらかというと水中に適した体になっています。
その代わり、ゆっくり眺めるにはぴったりの癒し系の生き物。
水の中をスイスイ泳ぎ回ったり、陸上でコロコロしたりと、見ていて飽きません。
丸っこいからだが陸上でコロコロしていたり、ポヨンポヨンと動いていたりする姿は、見ていてなんとも癒されます。
陸での活発なうごきを見たい方はアシカショー、のんびり過ごしたい方はアザラシの水槽がぴったりです◎
さまざまな違いがあるアシカとアザラシですが、実は共通点もあります。
ここからは、アシカとアザラシの「実は一緒」という共通点をご紹介します。
まず、特にアシカは体表がツルツルに見えますが、アシカにもアザラシにも毛が生えています。しかもびっしりとたくさん!
ちなみに、毛の生えかわりの時期になると、アシカは少しずつ、アザラシは一気に毛が抜けるんですよ。
また、アシカにもアザラシにも、しっぽがあります。
後肢があるため普段は目立ちませんが、後肢の間に挟まるようにしてしっぽがあるんです。
特にアシカは、個体によりますがショーで逆立ちをしている時など、時々後肢がパッと開く時があるので、そういった時にしっぽを確認できます。
アシカとアザラシは、食べ物や好物もほぼ一緒。
どちらも、魚やイカが大好きで、種類によっては甲殻類も食べます。
ただでさえ可愛らしいアシカやアザラシがエサを食べている姿を想像すると、気持ちが和んできますね。
水族館では飼育スタッフさんがアシカやアザラシにエサをあげているところも見られるので、タイミングが被ったらラッキーです!
サンシャイン水族館では、アシカにも、アザラシにも会うことができます!
サンシャイン水族館にいるアシカは、カルフォルニアアシカとオタリア。
「アシカたちの砂浜」という水槽で会うことができますが、晴れている日は、ぜひ「サンシャインアクアリング」へ!まるでアシカが空を飛んでいるかのような光景を楽しむことができます!
そしてアザラシは、「湖にすむアザラシ」の水槽でバイカルアザラシがお客さんをお出迎え!
一面が厚い氷で覆われている真冬のバイカル湖をイメージした水槽では、バイカルアザラシたちが自由に泳ぎ回ったり、運が良ければ陸上でゴロゴロしたりと、自由に過ごしています。
アシカやアザラシに会いたい!という方は、ぜひサンシャイン水族館へ足を運んでみてください。
もちろん、いきものグッズ専門ネットショップ『いきもーる』にも、アシカやアザラシのグッズがあります!
普段使いできるものばかりなので、いつでもどこでもアシカ&アザラシと一緒にいられちゃいますよ!
ここからは、『いきもーる』で絶賛販売中の、かわいいアシカ&アザラシグッズをご紹介します。
ジワジワ系癒しキャラクターとしてお馴染み(?)のたかしがボールに扮し、アシカと戯れているイラストに、思わずクスッとしてしまうポストカード。
アシカにされるがままなたかしに見えて、実はバッチリ息の合ったパフォーマンスなのかも……?
壁に飾ったりなどインテリアや友だちへのお便りに大活躍しそうです!
岩礁をのぼる3匹のアシカをあしらった、オシャレなグラスです。
切子でデザインされた岩礁やアシカはさりげなく、グラスとの一体感もバッチリ。
一般的には均一に仕上げるのが良いとされるサンドブラストですが、岩礁の部分はあえて不均一に仕上げることでより岩礁らしい凸凹感が演出されています。
普段使いの水飲みグラスとして使うも良し、お酒を嗜む時の特別なグラスとして使うも良しと、活躍の幅が広いグラスです!
こちらはサンシャイン水族館でバイカルアザラシの赤ちゃんが産まれた時に発売した、記念ポーチ。
まんまるな瞳とコロコロとしたシルエットがとってもキュートです。
フェイクレザーのやわらかい触り心地が気持ち良いポーチで、メイクポーチや小道具入れなど、さまざまなシーンで使えます。
普段使いも良いですし、プレゼントとしてもきっと喜ばれるはず!
水彩でアザラシの赤ちゃんを彩った、手のひらサイズの一筆箋です。
コロンと寝転がるアザラシの赤ちゃんが愛らしく、それでいて色使いが幻想的。
とってもキレイな一筆箋ですが、1セット10枚入りと大容量なので、「勿体なくて使えない!」という心配もありません。
写真立てに入れてインテリアとして飾っても癒されそうですし、気軽に一言添えたい時などにも活躍してくれそうです。
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