海の生き物は「桜」の宝庫!? 名前に「桜(サクラ)」が付く生き物を集めてみた!
早いもので、2023年が始まってもう4カ月が経とうとしています。 寒かったり暑かったりの日が続きますが、4月はれっきとした「春」。 春といえば、そう、桜(サクラ)です! 日本は四季がはっきり分かれてい…
2021.05.31
投稿日:2021.05.31 更新日:2022.03.10
普段の生活の中で見かけることはあまりないかもしれませんが、カエルって、よく見ると目がクリッとしていたり、眠そうな顔をしていたり、表情豊かで可愛いですよね。
特に男の子から人気があるイメージのカエルですが、「カエルを愛してやまない!」という「カエラー」なんていう人たちもいるくらい、実は老若男女から人気があります。
今回の主役は、そんなカエルの中でも毒を持った「ヤドクガエル」です!
ヤドクガエルの基本情報や、名前の由来、なぜ色鮮やかなのかなどなど、ヤドクガエルの入門編知識をご紹介します。
目次
ヤドクガエルとは、「ヤドクガエル科」に属する有毒のカエルの総称です。
ヤドクガエルは比較的小さなカエルで、最大種のアイゾメヤドクガエルでも6㎝程。
その種によって異なりますが、低地の熱帯雨林から高山まで、広く分布しています。
また、同じヤドクガエル科でも、種によって繁殖方法はさまざまです。
一般的なカエルと同じように、池や沼になどに産卵するものもいれば、樹洞や植物の葉の間など、わずかな水場に産卵する種もいます。
体色は色鮮やかな種が多く、それには理由があるのですが、体色については後ほど詳しくご紹介します。
ヤドクガエルの名前の由来は、アメリカ大陸の先住民がとった行動にあると言われています。
かつて、アメリカ大陸の先住民は、ヤドクカエル科フキヤガエル属の毒を抽出し、矢に塗って吹き矢として狩猟に使っていたんだとか。
だから「ヤ(矢)ドク(毒)」なんですね。
それにしても、毒性の強いヤドクガエルから毒を抽出するだなんて、どのように行っていたのか気になります……。
ヤドクガエルは動物食。
アリやシロアリ、ハエなどを日々の食事としているそうです。
種によっては幼生の頃は何でも食べてしまう雑食なんだとか!
とはいえ、小さなカエルですから、大きな動物を襲うことはありません。
また、寿命は10年ほどと、体の小ささに反して結構長生きです。
飼育下では12年ほど生きる個体も。
先ほども少し触れましたが、ヤドクガエルは非常に色鮮やか!
でも、他のカエルに比べて、なぜこんなに色彩豊かな体色をしているのでしょうか。
理由は、その毒性にあります。
赤、青、黄色などカラフルな体色のヤドクガエルは世界で約200種類いますが、その派手な体色は「警告色」で、外敵に「自分は毒を持っているから近づくな」と知らせるためだといわれています。
目を引く体色に進化したことで、その場にいるだけで相手を威嚇することができるようになったんですね!
これまでも何度か触れてきましたが、ヤドクガエルは有毒。
キレイだからと言って触るのは絶対にNG!
アルカロイド系の神経毒を持っています。
自然界で最強と言われる毒素「バトラコトキシン」を分泌するモウドクフキヤガエルは、ゾウを倒してしまうほどの毒性を持っているので、人間はひとたまりもありません!
しかし、モウドクフキヤガエルにも天敵がいます。それはノハラツヤヘビ属のヘビは中南米に生息しているマイマイヘビ科のヘビで、このヘビだけがヤドクガエルやフキヤガエルの仲間の持つバラコトキシンに耐性を持っています。
ちなみに、ヤドクガエルは生まれた時から有毒なわけではなく、エサなどから毒素を蓄積して徐々に有毒になっていくんだとか。
生まれた時から飼育されているヤドクガエルであれば触ることもできるとか。
サンシャイン水族館では、多くのカエルを展示しているエリアがあります。
それが、2Fの「水から陸へ ~両生類の世界~」エリア!
カエルはエラ呼吸から肺呼吸へ、ヒレから四肢へと生態や形態を激的に変化させましたが、完全に水から離れることはできず、水辺で暮らしているんです。
このエリアでは、カエル以外にも、イモリやサンショウウオの仲間に会うことができますよ。
そして!「ヤドクガエルを含めたカエルについて、もっと知りたい!」というカエラーの皆さんにとって見逃せないイベントが、今年もサンシャイン水族館で開催されます!
もちろん、生き物グッズ専門ネットショップの『いきもーる』にも、ヤドクガエルのグッズがあります!
ここからは、『いきもーる』で絶賛販売中の、かわいいヤドクガエルグッズをご紹介します。
アナログ画材で描かれたマダラヤドクガエルは、まるで実物がそのまま絵になったようなリアル感。
そして!なんとこのクリーニングクロス、よく見ると、マダラヤドクガエルが眼鏡をかけているんですよ!
眼鏡を拭く時にこのクロスを取り出したら、思わずクスッとしてしまいそうですね。
鮮やかな体色が美しく、眼鏡をかけた姿がユーモアラスなこのクリーニングクロス、眼鏡だけではなく、スマホやカメラレンズのお手入れにも使えそうです。
ちなみに、柄はマダラヤドクガエルだけではなく、モウドクフキヤガエルのものもあるので、2種類を使い分けるのも◎
こちらはデフォルメされた色々な種類のヤドクガエルがプリントしてあるミニタオルです。
みんな体色は違うのに、表情は同じなところが、なんだかキュートですね!
手や汗を拭くのが勿体なくなってしまうくらい可愛らしい一品。
ミニタオルなので、小さめのバッグにもラクラク入れられます◎
いつでもどこでもヤドクガエルと一緒にいられる、ヤドクガエル好きな方にとって必携のアイテムです!
ちょこんと座っている姿が愛らしい、コバルトヤドクガエルのピンバッジです。
マダラヤドクガエル・キオビヤドクガエル・イチゴヤドクガエルも同じシリーズのピンバッジが発売されていますが、今回は青の体色が人気のコバルトヤドクガエルをピックアップ!
大きさは2.5cmと、大きすぎず、かといって何だかわからないほど小さいわけでもなく、ちょうどよくカエル好きをアピールできます◎
バッグにつけてもよし、帽子につけてもよし!
このヤドクガエルのピンバッジをつければ、そこはヤドクガエルが住む水辺へ早変わり!
お出かけに、ぜひ連れて行ってあげてください。
一つひとつ手作業で制作されている、赤が美しいイチゴヤドクガエルのブローチ。
先ほどのピンバッジは可愛らしくデフォルメされていたのに対して、こちらはカエルがリアルに表現されています。
普段使いにデフォルメのピンバッジ、特別な日にリアルなブローチ……のように使い分けても楽しいかもしれませんね!
ジャケットやストールのワンポイントにピッタリ◎
こちらは他にも、アイゾメヤドクガエルのブローチが販売されていますので、カエラーさんは要チェックです!
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