チョウ(蝶)とガ(蛾)ってどんな生き物?双方の違いはココにあり!
昆虫の中でも舞うように飛ぶのが印象的なチョウ(蝶)。 ひらひらと不規則に飛んでいる姿は美しく、ピアスやネックレスなど、アクセサリーのモチーフとしても人気ですよね。 そんなチョウと「見分けがつかない」と…
2022.11.08
投稿日:2022.11.08 更新日:2023.03.15
世界各地の大自然を舞台にした動物番組などで、生き物たちが精一杯生き抜こうとしている姿や食物連鎖の波に飲まれていく姿に涙したり、飼っているペットの何気ない仕草を見て命の尊さを噛み締めたり……私たちの生活の中で、生き物たちの「生と死」を感じる瞬間は意外と少なくないかもしれません。
今回『サンシャイン水族館』がイベントのテーマとしてピックアップしているのが、まさに「生き物たちの死とその先」。
「終わりは始まり展 生き物たちの終焉」では、生き物たちの命がどのように繋がっていくのか、その背景にはどんなドラマがあるのかなどを知ることができます。
前回『いきふぉめ~しょん』でレポートしたイベントが「性いっぱい展おかわり♡」だったので温度差で風邪をひきそうですが、「生き物たちが命をつないでいくこと」をポップな展示にして、今回のような考えさせられる展示にも出来るのが『サンシャイン水族館』の魅力!
『いきふぉめ~しょん』編集部が「終わりは始まり展 生き物たちの終焉」に足を運んできたので、今回もレポートをお届け。
みなさんのお楽しみを奪うわけにはいかないので、ネタバレにならないよう、イベントのごく一部をご紹介していきます!
目次
『サンシャイン水族館』に足を踏み入れると、まず目に入るのが「終わりは始まり展 生き物たちの終焉」のメインビジュアルです。
生き物たちが螺旋を描きながら天の光に向かって昇っていく様子はまるで輪廻転生を思わせる壮大さで、これまでの『サンシャイン水族館』の展示とはまた違った魅力が溢れています。
そして今回の展示に対する『サンシャイン水族館』の思いが……。
生き物たちの終焉(死)は次の命の「始まり」……。
メインビジュアルやメッセージを見て「重ための展示なのかな……?」と思っていましたが、『いきも~る』担当のタカハシさんによると、「生き物の生死について、あまりポップに取り上げられることはないと思います。そこで、サンシャイン水族館ではあえてポップで親しみやすいように、でも考えさせられるような展示にしました」とのこと。
担当としてはもともと興味があったテーマですが、タカハシさんの一言で「早く展示を見たい!」という気持ちが高まりました。
今回の展示も昨年の「性いっぱい展おかわり♡」同様、混雑緩和のために生き物の生死についての解説は、二次元バーコードを読み込むことでスマホから確認できるようになっています。
水槽を楽しんだら、水槽から少し離れた人の少ない場所に移動して解説をじっくり読んでみてください。
ちなみにこの解説、相変わらずとっっっても勉強になりますし、いろんな「へぇ」情報がぎっしり。
解説を読みながら水族館を回れば面白さ倍増&フォトジェニックな展示が多いので、モバイルバッテリーをお忘れなく!
前説が長くなってしまいましたが、いよいよ「終わりは始まり展」へ!
館内1階に足を踏み入れると、目に飛び込んできたのは「運命の選択」です!
館内随所にクイズが設置されており、自然界を生き抜くための選択を突如迫られます(笑)
この選択で生死が分かれるので、慎重に、慎重に……。
とは言いつつも、ロゴもイラストもポップですし、近くの壁にあるアンサーパネルも書き方が工夫されているので、メンタルにずっしりとのしかかることなく100%ルンルンでクイズを楽しむことができます!
中にはひっかけクイズのようなものもあるので、「く、悔しい~!」と白熱してしまうこと間違いなし。(ちなみに担当はめちゃくちゃ白熱しながら、クイズの中で何度か終焉を迎えました……。けっこう難しい!)
水族館内では、いくつかの水槽の前にこういったパネルが設置されています。
生き物のイラストには後光が差していて、何とも神々しい……。
各々にキャッチコピーもついていますが、特に印象に残ったのはミズダコの「命の始まりは、命の終わり」です。
いったいどんな生死を遂げるのか、心臓をバクバクさせながらパネル下部の二次元バーコードを読み込んだら……驚きの事実が隠されていました。
「そんな……なんてこと……(感涙)」と思わず頭を抱えそうに……。
ネタバレになってしまうのでここで書くのは控えますが、詳しい解説は、ぜひ実際に「終わりは始まり展」を訪れて確認してみてくださいね。
パネルや解説によってさらに興味をそそられたからか、いつも以上に各々の水槽をじっくり観察してしまった気がします。
ミズダコを満足いくまで観賞して時計を見た時に「え、もうこんな時間!?」と驚いたくらいなので、可能であれば早めに訪れて、ゆっくり回るのがおすすめです。
水族館の奥へ進んでいくと、ドーンと現れたのは「ラッコの剥製」!
「こんなに近くでラッコを見るのは初めてかも……!」と興奮気味で近づいたのですが、近づくにつれてどんどん違和感が……。
そう、このラッコの剥製、何に違和感を覚えたかって、そのサイズです……!
落ち着いた照明の展示エリアだったので遠目からでは気づかなかったのですが、近づいて初めてそのサイズ感にビックリ!
ラッコを画像やテレビで見ていた時の印象とちょっと変わるかも?しれません。
『いきも~る』担当のタカハシさんも、「画像や映像で見るのとだいぶ違いますよね」と笑っていました(笑)
サイズだけでも十分ビックリだったのに、ラッコの現状などの解説を受けて、さらに衝撃が……!
個人的にはこのラッコの限定特別展示もかなり興味深かったので、気になる方は『サンシャイン水族館』へGO!
「終わりは始まり展」の展示にはバイカルアザラシも含まれており、楽しみに水槽の前に足を運んだのですが……あれ? バイカルアザラシの水槽に黒い布がかかっています……。
タカハシさん曰く「バイカルアザラシの水槽は、バイカル湖の日照時間に合わせて照明をつけたり消したりしているんです」とのこと。
ちょうど取材をしていた時間帯は、バイカルアザラシの水槽に他の水槽の光が入らないようにカーテンを引いて、水槽を暗くしなければいけない時間だったみたいです。
少し残念に思いながらも、水槽の環境をできる限りその生き物の生息地域に合わせる徹底ぶりに感動。
「また時間が合う時に会いに来るね」と心の中で思いながら、バイカルアザラシの水槽を後にしました。
「終わりは始まり展 生き物たちの終焉」のイベントレポート【前編】はここまで。
「これも楽しかった!」「あれも面白かった!」とつらつらイベントの内容を書いてしまいそうになりますが、ネタバレにならない程度にということでほどほどに……。
【後編】でも驚きと楽しさの詰まったイベント内容を紹介していくので、後編もぜひ読んでみてくださいね。
一つだけ、これから「終わりは始まり展 生き物たちの終焉」を訪れる方にお願いが。
それは「絶対に屋外エリアの最後まで見てから帰ること」です!
何度でも言いますが、物販を見て終わりにせず、必ず屋外エリアの最後まで見てください。
屋外エリアにいったい何があるのか……後編でも少し触れようと思いますのでお楽しみに!
【開催期間/会場】
開催期間 | 2022年9月30日(金)~12月18日(日) |
開催時間 | 18:15~21:00 ※最終入場は20:00まで |
会場 | サンシャイン水族館 本館 東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル 屋上 |
【終わりは始まり展 生き物たちの終焉 入場料金】
大人(高校生以上) 2,600円
こども(小・中学生) 1,200円
幼児(4才以上) 700円
※通常の水族館入場券、招待券、特別入場券、年間パスポートでは入場できません。
※月~木曜日(祝日、祝前日を除く)の大人料金はお得な2,400円になります。
※期間中、休業日がございます。詳しくは終わりは始まり展HPをご覧ください。
【入場方法】
■日時指定WEBチケット
18:15~18:30の回より15分間隔で、19:45~20:00の回まで取得可能です。
販売期間 7日前の0:00から、当日各回入場開始時間の10分前まで販売
■当日時間指定コンビニチケット
販売期間 当日の0:00~ファミリーマートにて販売
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