まもなく梅雨到来! この時期、カエルたちは何をしているの?
5月に入り、一気に夏らしい天気になってきましたが、夏本番を迎える前には、あの時期がやってきます。そう、梅雨!梅雨は、雨季の一つで、日本には、春夏秋冬に梅雨と秋雨を加えた六季があるといわれています。毎日…
2022.02.07
投稿日:2022.02.07 更新日:2024.07.30
皆さんは「ペンギン」と聞くと、どんなペンギンを思い浮かべますか?
目の上に立派な眉毛のような羽毛が生えているイワトビペンギンでしょうか? それともからだの大きなコウテイペンギン?
ペンギンにはさまざまな種類が存在している上にキャラクター化されているものも多いため、思い浮かべるペンギンは人それぞれ違うかと思いますが、中には見分けにくいペンギンもいますよね。
特に模様や体格が似ているケープペンギン・マゼランペンギン・フンボルトペンギンはどれがどれだかわからなくなりがち。
そこで今回は、見た目が似ているケープペンギン・マゼランペンギン・フンボルトペンギンの生態に触れながら、それぞれの見分け方についてお伝えしていこうと思います!
目次
ケープペンギンはペンギン目ペンギン科のフンボルトペンギン属に分類される鳥類で、別名は「アフリカペンギン」「ジャッカスペンギン」と呼ばれることがあります。かつて南アフリカに存在したケープ州に生息していたことから、主にケープペンギンと呼ばれるようになったそうです。
体長は70cmほどで、南アフリカ共和国やナミビアの沿岸に生息しています。
生息地付近でカタクチイワシなどの魚類や甲殻類を食べて生活しており、海岸近くに穴を掘って巣を作る習性があります。
マゼランペンギンはペンギン目ペンギン科フンボルトペンギン属に分類される鳥類です。
体長はケープペンギンと同じく70cmほどで、アルゼンチンのパタゴニア沿岸やチリ南部に生息しています。
まれな発見例として、オーストラリア・ニュージーランド・南極大陸の半島などでの発見例もあるそうです。
採餌は群れで行い、数百kmの沖合で狩りすることもあるんだとか。
巣はケープペンギンと同様に巣穴の形状をとり、砂地や岩間などに作ります。
巣穴を利用して直射日光や強風、天敵から身を守っているそうですよ。
フンボルトペンギンはペンギン目ペンギン科フンボルトペンギン属に分類される鳥類で、チリやペルーの海流域に生息しています。
主食はイワシやカタクチイワシで、魚の群れをグループで狩りするそうです。
またこちらもケープペンギンやマゼランペンギンと同様に、巣は岩穴の割れ目や砂地を掘った穴を活用しています。
中にはサボテンの藪の中に巣を作る個体もいるそうです。
さて、ここまでケープペンギン・マゼランペンギン・フンボルトペンギンの生態について触れてきましたが、見た目だけではなくて生態も似ていましたね。
これはますます見分けるのが難しそうです……が、ご安心ください!
今から3種をばっちり見分ける方法を解説します!
水族館などで見かけた際に見分ける参考にしてください。
ケープペンギンの特徴は、ピンク色の皮膚・顔の白いライン・胸元の黒いラインです。
ケープペンギンのピンク色の皮膚はくちばしの上から目の周りまで、顔の白いラインは太め、胸元の黒いラインは1本で細い、という特徴があります。
この後ご紹介するマゼランペンギンもフンボルトペンギンも基本的にピンク色の皮膚の範囲、顔の白いラインの幅、胸元の黒いラインの本数や太さで見分けることができます。
マゼランペンギンは、ピンク色の皮膚はケープペンギン同様にくちばしの上から目の周りまで続きます。
顔の白いラインが太いのもケープペンギンと同様ですが、胸元のラインが2本である点が大きな特徴です。
ケープペンギン・マゼランペンギン・フンボルトペンギンの3種の中で胸元のラインが2本あるのは基本的にはマゼランペンギンだけなので、比較的見分けやすいかもしれません。
ケープペンギンの中にも胸元に2本のラインがある個体もいるそうですが、少なくとも3種のうちケープペンギンかマゼランペンギンかに絞ることはできそうです。
フンボルトペンギンは上の2種よりもピンク色の皮膚の範囲が広いのが特徴です。
くちばしから目の周りまで皮膚が露出しているのはケープペンギン、マゼランペンギンと変わりませんが、フンボルトペンギンの場合はピンク色の皮膚がくちばしの付け根を一周しています。
顔の白いラインは狭く、胸元のラインは1本で太い点も見分ける際の参考になります。
この記事を読んでペンギンに会いたくなったそこのあなた!
サンシャイン水族館なら、今回ご紹介した3種のうち、「ケープペンギン」に会うことができます!
陸上をよちよち歩く姿が印象的なペンギンは飛べない鳥として知られていますが、サンシャイン水族館ではまるで大空を羽ばたいているかのような「天空のペンギン」が大人気。
水槽を下からも観賞することができるようになっており、池袋の空やビル群を背景にパタパタと空を飛んでいるかのように泳ぐケープペンギンを見ることができます。
自由に大空を泳ぐケープペンギンたちに会いに、サンシャイン水族館を訪れてみませんか?
いきものグッズ専門通販サイト『いきもーる』には、見ているだけで癒されるペンギングッズが揃っています!
日常使いはもちろん、プレゼントにもぴったりなグッズが目白押しですので、「毎日ペンギンに癒されたい」という方にも、「大切なあの人にペンギングッズを贈りたい」という方にもおすすめです。
ここからは、『いきもーる』で絶賛販売中のペンギングッズをご紹介します。
こちらはサンシャイン水族館の「天空のペンギン」をそのままモチーフにしたイヤリング。
空を飛びまわるような動きのあるケープペンギンと、澄んだ青空が印象的です。
着色やパーツの切り取りなどを一つずつ行っているとのことで、どれも一点もの!
お仕事の時や外出の時(サンシャイン水族館に行く時など!)につけて、気分を高めてみてはいかがでしょうか?
ケープペンギンが描かれたマスクは、今の時期に大活躍しそう。
一つひとつ手作りされているため、大きさや色、柄に微妙な違いがあるとのことで、複数枚購入して違いを楽しむのも良さそうです◎
素材はオーガニックコットンとのことで、お肌に優しいのも嬉しいポイント。
ゴムの部分は耳が痛くなりにくい素材を使用しているため、長時間つける場合でも快適に過ごせそう。
毎日使いたいアイテムの一つです。
サンシャイン水族館の「天空のペンギン」でおなじみのケープペンギンが可愛いぬいぐるみになりました!
眉毛のようにも見える目の上の白いライン、胸元の黒いライン、足などもデフォルメされつつケープペンギンの特徴や魅力が詰まっています。
お部屋に飾るのはもちろん、一緒に外出するのもアリです。
寝る時に隣に置いたら素敵な夢を見られるかも……!?
ぜひ色んな場面を一緒に過ごしてあげてください!
特徴をばっちりとらえたマゼランペンギンが彫られているグラスは、自宅での水分補給や晩酌のお供にもってこい。
7分目くらいまで水を注ぐとちょうどマゼランペンギンの顔が出るくらいの位置になるため、水面からマゼランペンギンが顔を出しているように見えてとっても愛くるしいです!
プレゼントとしても喜んでもらえること間違いなし。
こちらはコウテイペンギンのヒナ、キングペンギン、フンボルトペンギン、イワトビペンギンが描かれた缶バッジのセットです。
各々の特徴ある動きをポップに再現したイラストがとってもキュート。
一つずつ違う物につけても、一つの物に並べてつけても◎
バッグや帽子などにつけて、ペンギンたちとのお出かけを楽しみましょう!
関連する記事
まもなく梅雨到来! この時期、カエルたちは何をしているの?
5月に入り、一気に夏らしい天気になってきましたが、夏本番を迎える前には、あの時期がやってきます。そう、梅雨!梅雨は、雨季の一つで、日本には、春夏秋冬に梅雨と秋雨を加えた六季があるといわれています。毎日…
テントウムシってどんな生き物? 星の数で「幸運の虫」か「害虫」かが決まるって本当?
皆さんは「テントウムシ」と聞くと、どんな印象を抱きますか? 「虫というだけで絶対に無理!」という方以外は、テントウムシに対して負の感情を抱くことは少ないのではないでしょうか。 絵本などにもよく登場し、…
イカが光るのはどうして?
水族館で展示されるというよりも、おいしい食材というイメージの方が強いイカ。そんな、日本人にとって馴染みの深いイカですが、全世界のイカのうち、約半数が発光するって知ってましたか? 日本で光るイカといえば…
手足を失っても生えてくる!?ウーパールーパーの生態について調べてみた
つぶらな瞳といつも笑っているような口元、フサフサとしたピンク色の外鰓(えら)が愛らしいウーパールーパー。カエルやサンショウウオと同じく両生類の一種で、別名は「アホロートル」とともいいます。 幼生の姿の…