【インタビュー】サンシャイン水族館の鳥インフルエンザ対策を徹底解剖!担当者の熱い思いとは
毎年、冬が近づくとニュースなどでよく耳にするようになる「鳥インフルエンザ」は、野生の鳥やニワトリなどの家畜だけでなく、全ての鳥類にとって脅威となる伝染病です。そのため鳥類を飼育している水族館や動物園で…
2022.01.14
投稿日:2022.01.14 更新日:2023.03.15
いきものグッズ専門ネットショップ「いきもーる」には、個人作家さんたちのグッズが盛りだくさん!
毎回素敵な生き物グッズを生み出してくださる作家さんたちは、普段どのような熱い想いを心に灯しながらグッズを制作されているのでしょう……。
気になっていてもたってもいられなくなった「いきふぉめ~しょん」編集部は、「いきもーる」でグッズを販売している作家さんへインタビューを行いました!
作家さんの生き物への情熱やグッズ制作へのこだわりなどを、隅から隅まで語りつくしてもらおうと思います!
第7弾に登場してくださるのは、『Lavca.m』さんです!!
―――はじめまして! まずは自己紹介をお願いします!
Lavca.m:はじめまして。深海魚アパレルブランド『Lavca.m(ラブカドットエム)』と申します。深海魚を愛しすぎて、2020年にブランドを立ち上げました。
本日はいろいろお話しできたら嬉しいです。よろしくお願いします。
―――Lavca.mさんは普段、どんなグッズを制作されているんでしょうか?
Lavca.m:深海魚や深海生物の刺繍やイラストを使ってTシャツからパーカーなどの洋服、キャップやポーチ、赤ちゃん用のスタイなどの小物、クリアファイルやステッカーなどの雑貨などなど……いろいろ作っています。
スタイは0歳から深海英才教育ができると好評です(笑)
―――英才教育(笑)確かに小さい頃からそういったものが身近にあると、深海生物に詳しくなりそうですね!
それではさっそくですが、Lavca.mさんのグッズの中でのイチオシを教えてください! 選べないとは思うのですが、記事化する関係で3つに絞って教えていただけますか?
Lavca.m:イチオシはワンポイント刺繍シリーズです。これは当ブランドの看板商品で、刺繍は「ラブカ」「メンダコ」「シーラカンス」があります。Tシャツ、ポロシャツ、ジップパーカー、裏起毛パーカー、トートバッグなど、いろんなアイテムを展開しているので、お好きな刺繍とアイテムを選んでいただくことができます。
ワンポイント刺繍にすることで深海魚をカッコよく着こなせる、使えるところが推しポイントです。
場所や人を選ばず、どこにでも深海魚と一緒にお出かけすることができます。
今後、この刺繍は種類が増えていくので、お楽しみに!
―――ちょっとデフォルメされたワンポイントの深海魚たちだから、どんな場面にもマッチしそうですね!
「日常使いしやすい」という点は、やはりデザインのコンセプトになっていたりするんですか?
Lavca.m:まさにその通りです! 「日常に深海魚を」をコンセプトに、グッズ制作を行っています。
さりげなく皆さまの日常に深海生物を取り入れてほしいな~、と思いながらデザインしています。
ワンポイント刺繍は上に上着を着たら隠れてしまうけど、そこがまたよくて、自分だけが知っているっていう楽しみ方もしていただけたらと思います。
―――どうして深海生物のワンポイント刺繍を制作しようと思ったんですか?
Lavca.m:きっかけは、深海魚のグッズが少ないと感じたことと、あってもお子さま向けの商品が多く、なかなか大人が堂々と使えるデザインがないな、と思ったことでした。
私はもともと、無地やワンポイント刺繍の服やグッズが好きだったので、「そうだ、シンプルでカッコよく使える洋服やグッズを作ろう」と思ったんです。
その中で、そういえば深海魚のワンポイント刺繍ってないなと気がつき、作りはじめました。
―――確かに!大人になると好きなものを激しく主張するのに抵抗感が生まれたりしますもんね。大人もさりげなく普段使いできてひっそり主張できるようなグッズは貴重だと思います。……すみません、熱くなってしまいました(笑)
改めまして、グッズに込めた想いや制作時に考えていること、意識していることはありますか?
Lavca.m:深海魚好きな人にはもちろん、深海魚に興味がなかった人にも着てもらえる、使ってもらえるデザインを目指して制作しています♪
また、シンプルでも深海魚が映えるよう、大きさや色使いなどを意識しています。
―――ご自身が制作したグッズをきっかけに、深海魚好きな方が増えたら嬉しいですもんね……! グッズ制作の中で楽しいこと、逆に大変なことや苦労していることはありますか?
Lavca.m:基本的に自分が欲しいものを作っているので、次はどの子をグッズにしようとかあのグッズがあったら嬉しいなとか考えているのがとても楽しいです。
けど、アイデアが湧いてきすぎて制作が追いつかないのと、好きな子が多すぎてどの子をグッズにするか選抜しなきゃいけないのが大変です。「いつかみんなグッズにするからね、ごめんね」と思いながら選んでいます!(笑)
―――深海魚たちへの愛が溢れていますね!いつかLavca.mさんがあらゆる深海生物のグッズ化を制覇されるかも……!? 次はどの深海魚がグッズ化されるのか楽しみです。Lavca.mさんのようにたくさんのグッズを制作されていると、思い出のエピソードも多いのではないですか?
Lavca.m:そうですね。特に印象に残っているのは、イベントで小学生や学生のお客さまが「この日のためにお小遣い貯めてきました!!」とか、「お年玉かき集めてきました!!」と言ってくれた時は嬉しくて涙が出そうになったことです。そして満足そうに帰っていく姿を見て、「ああ、やってて良かったな〜」と思いました。
―――伺っていて鳥肌がたちました……素敵な思い出ですね。
それこそ学校に行く時など、どんなシーンで使ってもらっても嬉しいとは思うのですが、ご自身のグッズは、特にどんなシーンにおすすめだと思いますか?
Lavca.m:「日常に深海魚を」がコンセプトなので、やはり日常生活で使っていただきたいです。洋服や小物、雑貨などいろいろなアイテムで深海魚との生活を楽しんでもらいたいです。学校に行く時はもちろん、ポロシャツはお仕事で使ってくださる方もいます。
―――Lavca.mさんのグッズは、本当に日常に溶け込みやすいデザインばかりですよね。
個人作家さんたちは、それぞれこだわりの環境でグッズ制作をされていると思うのですが、Lavca.mさんはどんな環境でグッズ制作をされているのですか?
Lavca.m:自宅でグッズのデザインをしています。機械系がとても苦手なので最初はえんぴつで絵を描いて、それを知人にデータ化してもらっていたのですが、今はiPadで絵を描いています。まだまだ練習不足で思うように描けないこともありますが、日々頑張っています。
―――アナログはアナログの、デジタルはデジタルの良さがありますが、デジタルでイラストを描くのって、やっぱり難しいんですね。陰ながら応援しております……!
今後の制作活動についてお伺いしたいのですが、これから制作予定のグッズについて、公開可能な範囲で教えていただけますか?
Lavca.m:常に新作は何個も考えているのですが、作りたいものがありすぎてどれから制作するか自分でもわかりません(笑)。
皆さまの「こういうの作って〜」という意見もできる限り反映させています。
お楽しみに!!
―――これはLavca.mさんに作ってほしい深海魚グッズをリクエストするチャンスですね(笑)
作家さんとして、これから挑戦したいことや将来の夢はありますか?
Lavca.m:今、自分が作りたいと思っているものがお客さまにうける、うけないかは別として作り続けるという挑戦はしていきたいです。夢は水族館のお土産屋さんに商品を置いてもらうこと、水族館さんとコラボ商品を作ること。そしてビッグドリームはうちの刺繍を見て、誰もが「Lavca.mだ!」とわかるブランドになることです。
―――ご自身の好きなものを作品にして、それが多くの人に知られたら、これ以上嬉しいことはないですよね。
ちょっと気になったのですが、「Lavca.m」というお名前から、Lavca.mさんの好きな生き物ってラブカなのかな?と思ったのですが、本当のところはいかがですか?好きな生き物の魅力や、その生き物への愛を語っていただけますと幸いです。
Lavca.m:はい、その通りで、ラブカが大好きです!はじめてテレビで見た時から心を奪われました。綺麗な瞳、笑っているような口、特徴的な歯の形、フリルのような赤いエラ、サメっぽくないフォルム……こんな可愛くてかっこいいサメいるんだ……と衝撃でした。
図鑑や標本などを見ては「いつか会いたい……」と願っていたのですが、最近ついに夢が叶い、本物のラブカに会うことができたんです。
自宅に送られてきたラブカちゃんを解凍し、ついに夢の対面!!
Lavca.m:実際にラブカに触れることができ、感動!!
あの歯を、エラを触って観察できる!!こんな幸せなことがあるでしょうか。
密かな夢だったラブカとの添い寝、ラブカに噛まれることも無事叶えました。
この子のために業務用冷凍庫を買ったので、今はラブラブ同棲中です♡
次は生きているラブカに会いたいです!
―――ラブカのために業務用冷凍庫を買ってしまうLavca.mさんの愛がすごい……!冷凍庫を開けるといつでもそこにはラブカがいてくれるわけですね。
さて、今回のインタビューもまもなく終わりなのですが、「いきもーる」でいきものグッズを販売されている作家さんということで、『サンシャイン水族館』にまつわるエピソードを教えていただけますか?
Lavca.m:毎年サンシャイン水族館さんの「ゾクゾク深海生物」のイベントに行っては深海生物タッチに参加しているのですが、タッチの時間が1分間で、人生であんなに早く過ぎる1分間は他にありません。
皆さん、もし参加する機会があったら覚悟して行ってください。
Lavca.m:推しを決めてその子に20秒、あとは5秒ずつタッチ!!
というか、サンシャイン水族館さん、できたらタッチ時間を1分30秒……いや、2分にしてくれませんか……(笑)
Lavca.m:あとあと、このイベント限定スイーツが毎回可愛くて楽しみにしているのですが、可愛すぎて食べる時心が痛いです。でも食べます(笑)
―――それでは最後に、この記事を読んでくださっている方々へメッセージをお願いします!
Lavca.m:最後まで読んでいただきありがとうございました。
いつも応援してくださる皆様、いつも本当にありがとうございます。
このインタビューを通して知ってくださった皆さま、興味を持ってくださりありがとうございます。
Lavca.mは2021年11月でブランド設立から1年となりました。
この1年間、周りの皆様に恵まれてたくさんの素晴らしい経験をさせていただき、とても成長することができました。が、まだ1年。もっともっと深海魚変態街道を突っ走っていきます。
インスタグラムやツイッターで魚愛が暴走していても暖かい目で見守ってくださる皆さま、大好きです。これからも皆さまに、欲しい!と思っていただけるようなグッズを作っていきますので、今後もどうぞよろしくお願いいたします。
―――Lavca.mさん、ありがとうございました!
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