
あの生き物にも毒があった!?海や磯に潜む危険な生き物【前編】
海の中や磯にはさまざまな生き物が生息していますが、なかにはとても危険な生き物もいます。 そこで今回は、海や磯に潜む危険な生き物の生態と、どんな危険性を持っているのかについて徹底解説します。 今回紹介す…
2020.12.22
投稿日:2020.12.22 更新日:2021.05.13
水族館の人気者と言われたら、どの生きものを思い浮かべますか? ペンギン? イルカ?
確かにその子たちもとっても人気ですが、"水槽"の人気者と言えば、やはり「エイ」ではないでしょうか。
大きな水槽の中でエイが悠々と泳ぎ回っているのを見ると、水族館にきたって感じがしますよね…!
ということで、この記事の主役は「エイ」! エイの生態やエイの仲間など、気になるエイの秘密に迫っていこうと思います。
目次
エイは板鰓亜綱(ばんさいあこう)に属する軟骨魚類のうち、エラが体の下側(お腹)に開くものの総称です。
実はサメもエイと同じく軟骨魚類。サメの中には、エイのように平べったい種類もいます。
でも、エイとサメが似てるのは、当然と言えば当然。なんと先祖をたどれば、エイはサメから派生した生きものなんです!
1億5000年ほど前のジュラ紀、サメの祖先から現在のエイの祖先となる生きものが派生したんだそう。
ただ、一点、決定的な違いが…!
エイはお腹にエラがあるのに対して、サメのエラはお腹ではなくて体の側面にあります。
もしも、「あれ、この子はエイかな? サメかな?」と思ったら、エラの位置を確認してみてください! エイかサメか判断がつくはずです。
また、一口にエイと言っても、その種類は500種類以上確認されており、シビレエイ目、トビエイ目、ノコギリエイ目、ガンギエイ目の4つに分類されます。
シビレエイ目は、なんと! 捕食・防御のための発電器官を持っているんだとか!
その電圧は8~220ボルトと言われています。だから「シビレ」なんですね。触るな危険…!
トビエイ目は、ダイバーに人気のマンタが属するグループ。
胸ビレが大きく、きれいなひし形や円盤型をしています。尾は細長く、付け根から生えているトゲには毒があることが一般的です。エイと言われて多くの人が思い浮かべるのが、このトビエイ目のエイでしょう。
ノコギリエイ目の最大の特徴は、頭部から長~く突き出たノコギリ状の吻(ふん)! 吻とは、口、もしくはその周辺のことです。
そして、ガンギエイ目ですが…、ここ最近、ちょっとした話題になっているのをご存知でしょうか?
実は、2020年9月に、新種が学術雑誌に掲載されたんです! しかも、その新種が見つかったのは日本! 日本近海でエイの新種が発見されたのは、約10年振りだとか。
ガンギエイ目-トンガリサカタザメ科に属するその新種は、「モノノケトンガリサカタザメ」と名付けられました。和名の由来は、頭部の腹面が三角巾をつけたお化け(もののけ)のように見えることなんだそう。
ちなみに、ガンギエイ目の特徴を一言で表現するのは難しく、サメに似た見た目のもの〜エイらしい見た目のものまで所属していて、その中でも「モノノケトンガリサカタザメ」は、どちらかというとエイのように平らな姿をしています。
そしてびっくりなのが、この「モノノケトンガリサカタザメ」、いおワールドかごしま水族館で、1997年の開館当初から23年もの間、「トンガリサカタザメ」として飼育・展示されていたんです!
20年以上も人の目に触れていたのに誰も気が付かなかった微妙な違いを発見し、調査をして新種だと発見した皆さん、すごい…!
この「モノノケトンガリサカタザメ」は、どちらかというとレアなエイのようで、日本の南側の海でも稀に見かける程度のため、もしかすると日本固有種の可能性もあるそう。
では逆に、日本近海でよく見られるエイはというと、トビエイ目の「アカエイ」です。
北海道南部から東南アジアまで、東アジアに広く生息しています。
焦げ茶色をしていて、体は平たく、上から押しつぶされた座布団のよう。体表はなだらかですが、背中には小さなトゲが並んでいるので注意!
さらに、見た目はとってもかわいいのに、尾には毒のトゲがあるので、もし海岸などでアカエイを見かけても、触らないようにしましょう。
ダイバーの人気者として有名な「マンタ」。
先ほどもチラッとご紹介しましたが、マンタは、実はエイの仲間なんです!
トビエイ目に属していて、少し前までは1属1種とされていましたが、実は、マンタには2種類いることが判明! 2009年にそれぞれの標準和名も決まり、「ナンヨウマンタ」「オニイトマキエイ」となりました。
オニイトマキエイは世界最大のエイと言われており、平均的な個体は、約4~6メートルですが、なんと、最大で9.1メートルに達する個体もいるそう…! 体重は3トンにもなるんだとか。
ダイバーになったつもりで想像すると…、もし9.1メートルのマンタが目の前を通り過ぎていったら、ちょっぴり怖いような気がしなくもないですね…。
しかしご安心を。マンタは穏やかな性格で、トビエイ目ですが毒も持っていません。
泳ぐ時は胸ビレを羽ばたくように動かし、比較的ゆったりと泳ぎます。
また、頭部の先端の両側には、胸ビレ由来の頭鰭(とうき)というヘラ状の特殊なヒレがついていて、伸ばしたり丸めたり、エサを取るときに役立てているそうです。
ちなみに、マンタは脳のサイズが魚類の中で最大。その大きさは、ジンベエザメのおよそ10倍と言われています。
「エイに会える水族館はどこだろう…」とお考えのそこのあなた! サンシャイン水族館なら、さまざまなエイに会うことができますよ!
「サンシャインラグーン」には、ナルトビエイやリーフスティングレイ、ヒョウモンオトメエイがいて、悠々自適に泳ぎ回っていたり、砂の上でじーっとしていたり。
エイたちに癒されに、サンシャイン水族館を訪れてみませんか?
もちろん、『いきもーる』にも、エイのグッズがあります!
ここからは、いきものグッズ専門ネットショップ『いきもーる』で絶賛販売中の、かわいいエイグッズをご紹介していきます。
デフォルメされたマダラトビエイがキュートなイヤリング。
左右でマダラトビエイの背面とお腹側が表現されています。イヤリング本体からぶら下がる三連のビーズは、エイの尻尾をイメージしているんです。
このイヤリングをつければ、かわいいエイと一心同体! どこにお出かけするにも、エイと一緒です。
小魚たちと悠々と泳ぐマンタの姿が印象的な陶器の小皿です。
もちろん、食事時に使ってもいいですし、アロマキャンドルなどを置いても素敵。
お部屋のワンポイントに、マンタ小皿を置いてみてはいかがでしょうか。
上部にポルカドットスティングレイがくっついているクリップです。
4種類あり、色んな方向を向いていたり、お腹を見せていたり、ポルカドットスティングレイ好きにはたまりません!
学校のプリントをまとめたり、しおりにしたり、使い道はいろいろ。いつでもどこでも、ポルカドットスティングレイのかわいい姿に癒されてください!
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